【配当利回り4.8%】年間配当23万円超・評価益218万円の高配当株ポートフォリオを大公開【2026年2月】

2026年2月の高配当株ポートフォリオ運用成績をまとめました。

衆院選での自民大勝を受けた株高の追い風もあり、**評価益は+218万円(+45.1%)**まで拡大しています。年間配当予想は23万円を突破し、配当目標36万円に対して64%まで到達しました。

記事のポイント

  • 評価額703万円・評価益+218万円(+45.1%)、59銘柄すべてがプラス圏で推移
  • 年間配当予想は23万円超に到達、取得利回りは4.8%
  • 59銘柄・26セクターへの分散投資で、最大セクター比率は10.5%に抑制

特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。投資判断は自己責任でお願いします。

2026年2月の市場動向

2月の日本株市場は、衆院選を起点に大幅上昇となりました。

指標 1月末 2月末 月間騰落率
日経平均株価 53,323円 58,850円 +10.4%
TOPIX 3,566pt 3,939pt +10.4%

出典:日経平均・TOPIX 各種市場データ(2026年2月28日時点)

2月の主要イベントは以下の通りです。

  • 衆院選(2/8投開票): 自民党が316議席の歴史的大勝。翌営業日の日経平均は+2,110円(+3.89%)と急騰し、史上最高値を更新
  • 日銀金融政策: 6月までの追加利上げ観測が高まる(市場織り込み73%)。植田総裁と高市首相の会談後、利上げ警戒感が一時後退
  • トランプ関税: 2/20に米最高裁がIEEPA関税を違法判決。その後、通商法122条に基づく10〜15%関税が月末の上値抑制要因に
  • 為替: ドル円は155〜160円圏で推移。衆院選後の「高市トレード」による円安傾向が継続

全体として、政治安定への期待から海外投資家の日本株見直し買いが加速した月でした。一方、月末にかけてはトランプ関税への警戒感が上値を抑える場面もありました。

日経平均が1ヶ月で+10%超というのは、なかなかお目にかかれない上昇幅ですね。衆院選の結果がここまで市場に好影響を与えるとは正直驚きました。
高配当株にとっても追い風の月でしたが、トランプ関税のリスクは引き続き注意が必要です。

ポートフォリオの現状

ちくわストックの2026年2月末時点の資産評価額と予想年間配当金

2月末時点のポートフォリオ全体像です。

項目 2月末
評価額合計 7,029,748円
投資元本 4,845,384円
評価損益 +2,184,364円
損益率 +45.08%
保有銘柄数 59銘柄
年間配当予想 230,392円
取得利回り 4.75%
時価利回り 3.28%
配当目標(年間36万円)進捗 64.0%

出典:筆者のポートフォリオデータをもとに作成(2026年3月1日時点)

2月は衆院選の追い風もあり、評価益は218万円を超えました。含み益が前月から大きく拡大しています。

取得利回りは4.75%で、年間配当予想は23万円を突破しました。配当目標の年間36万円に対しては64%の進捗です。残り13万円分の配当を積み上げるには、利回り4%の銘柄で換算すると約325万円の追加投資が必要な計算になります。

特筆すべき点は、59銘柄すべてが含み益という状況です。 相場環境が良いこの時期に慢心せず、長期保有の姿勢を維持していきたいと考えています。

+45%というのは出来すぎな数字です。これは実力ではなく相場環境の恩恵が大きいので、含み益に一喜一憂せず「配当をもらい続ける」ことに集中していきたいですね。

保有銘柄一覧

59銘柄の保有状況です。証券コード順に並べています。

コード 銘柄 取得利回り
1343 REIT指数ETF 5.22%
1414 ショーボンドHD 3.51%
1605 INPEX 5.89%
1879 新日本建設 4.11%
1926 ライト工業 5.54%
1928 積水ハウス 4.51%
1951 エクシオグループ 4.50%
2003 日東富士製粉 4.17%
2163 アルトナー 4.76%
2169 CDS 4.10%
3076 あいホールディングス 5.43%
3179 シュッピン 4.62%
3231 野村不動産HD 5.26%
3817 SRAホールディングス 4.99%
3924 ランドコンピュータ 5.64%
4021 日産化学 4.12%
4042 東ソー 5.22%
4202 ダイセル 5.39%
4206 アイカ工業 4.03%
4290 プレステージ 4.28%
4502 武田薬品工業 4.89%
4528 小野薬品工業 5.11%
4540 ツムラ 4.05%
4743 アイティフォー 5.92%
4800 オリコン 4.63%
5105 TOYO TIRE 6.49%
5184 ニチリン 5.60%
5357 ヨータイ 5.38%
5903 SHINPO 3.55%
5970 ジーテクト 5.92%
6200 インソース 4.13%
6381 アネスト岩田 7.13%
6392 ヤマダコーポレーション 4.39%
6432 竹内製作所 5.13%
6436 アマノ 4.46%
6458 新晃工業 4.25%
6785 鈴木 6.52%
7164 全国保証 4.26%
7438 コンドーテック 4.32%
7723 愛知時計電機 5.15%
7994 オカムラ 5.31%
8015 豊田通商 4.85%
8130 サンゲツ 5.44%
8473 SBIホールディングス 5.60%
8591 オリックス 4.14%
8593 三菱HCキャピタル 4.57%
8725 MS&AD 4.78%
8766 東京海上HD 3.85%
9065 山九 5.50%
9069 センコーGHD 4.05%
9233 アジア航測 3.97%
9368 キムラユニティー 4.69%
9381 エーアイテイー 5.94%
9432 NTT 3.66%
9513 J-POWER 4.20%
9687 KSK 5.83%
9757 船井総研HD 4.23%
9769 学究社 5.28%
9989 サンドラッグ 3.72%

出典:筆者のポートフォリオデータをもとに作成(2026年3月1日時点)。年間配当は会社予想ベース。

取得利回りTOP5は、アネスト岩田(7.13%)、鈴木(6.52%)、TOYO TIRE(6.49%)、エーアイテイー(5.94%)、アイティフォー / ジーテクト(5.92%)です。いずれも株価が取得時から大きく上昇しており、取得利回りが高い水準になっています。

59銘柄中、取得利回り4%超の銘柄が大半を占めています。銘柄選びの基準として「取得時利回り4%以上」を意識している結果です。

59銘柄すべてプラスというのは気持ちがいいですが、「自分がうまい」とは思わないようにしています。相場が良ければ誰でもプラスになりますからね。
大事なのは、下がった時にも配当をもらいながら保有し続けられるかどうかです。

セクター分散

26セクターへの分散状況です。上位12セクターを個別表示、残りは「その他」としてまとめています。

セクター 評価額(円) 構成比 銘柄数
化学 738,781 10.5% 4
建設業 709,834 10.1% 5
卸売業 655,120 9.3% 4
その他金融業 593,142 8.4% 3
医薬品 552,644 7.9% 3
機械 482,302 6.9% 5
サービス業 448,096 6.4% 6
鉱業 437,000 6.2% 1
電気機器 338,800 4.8% 1
情報・通信 331,589 4.7% 6
保険業 327,830 4.7% 2
ゴム製品 242,885 3.5% 2
その他(14セクター) 1,171,725 16.7% 16
合計 7,029,748 100% 59

出典:筆者のSBI証券口座データをもとに作成

最大セクターの化学でも10.5%に抑えられており、特定業種への偏りはありません。26セクターに分散することで、どこかの業界が不調でもポートフォリオ全体への影響を限定的にすることを意識しています。

高配当株投資では「金融」「商社」「通信」に偏りがちですが、機械・建設・化学といった地味なセクターにも目を向けることで、よりバランスの良いポートフォリオが構築できると考えています。

個人的には「鉱業」がINPEX1銘柄で6.2%あるのが少し気になっています。INPEX自体は好きな銘柄ですが、資源価格次第で大きく動くので、他の銘柄でセクター分散を補強していきたいですね。

受取配当金

項目 金額
2月の受取配当金 0円
累計受取配当金(直近3ヶ月) 870円
年間配当予想 230,392円
年間配当目標 360,000円
目標達成率 64.0%

2月の受取配当金は0円でした。日本株の配当は3月・6月・9月・12月の権利確定後に振り込まれるため、3月期決算の銘柄は6月頃から本格的に配当が入ってくる見込みです。

年間配当予想の230,392円が実現すれば、月平均で約19,200円の不労所得になります。配当目標の年間36万円(月3万円)に向けて、引き続き銘柄を積み増していく方針です。

まだ配当金はほとんど受け取れていませんが、「予想年間配当23万円」という数字を見ると、着実に配当マシンが育っている実感があります。6月の配当シーズンが今から楽しみですね。

2月の売買記録

2月は2銘柄を新規購入しました。

銘柄 コード 売買 株数 約定単価 約定金額 取引日
インソース 6200 100 707円 70,700円 2/3
船井総研HD 9757 100 1,134円 113,400円 2/19
合計 184,100円

インソース(6200)の購入理由

企業研修・DX支援のリーディングカンパニーです。人的資本経営やリスキリングの需要拡大を背景に安定成長が見込めると考え、購入しました。

  • 配当利回り(取得ベース): 4.13%
  • 直近業績は増収増益基調
  • 研修・教育という景気に左右されにくい事業領域が魅力

船井総研ホールディングス(9757)の購入理由

以前から「気になる銘柄」の記事でも紹介しており、ずっとウォッチしていた銘柄です。直近で株価がかなり下落し、配当利回りが4%を超えてきたタイミングで購入を決めました。

  • 配当利回り(取得ベース): 4.23%
  • スクリーニングスコア70点と高評価
  • 株価下落で利回りが改善した好機と判断

2銘柄とも「サービス業」セクターで、最近TOBしたセントケアHDに変わる形でポートフォリオに入りました。

これらは事業の安定性と成長性のバランスを重視して選んでいます。いずれも少額からスタートし、業績を確認しながら追加投資を検討する方針です。

2月は合計184,100円の投資でした。いきなり大きく買うのではなく、まず100株ずつ打診買いして、決算を見ながら買い増しを判断するスタイルでやっています。

2月の振り返り

2月を一言で表すと、**「追い風に恵まれた月」**でした。

よかった点

  • 全59銘柄がプラス圏: 2月末時点で含み損の銘柄はゼロ。衆院選効果で幅広い銘柄が上昇した
  • 評価益+218万円: 損益率+45%は相場環境に恵まれた結果。ありがたく受け止めたい
  • 年間配当予想23万円突破: 新規2銘柄の追加で配当収入が積み上がっている
  • セクター分散の維持: 26セクターへの分散を維持しつつ、新規銘柄を追加できた

気になった点

  • 含み益への依存: +45%はあくまで含み益。利確しなければ実現しない
  • 相場環境の恩恵が大きい: 日経平均+10%の月に全銘柄プラスは「実力」ではなく「環境」の影響
  • 配当金の実績が少ない: まだ実際のキャッシュフローは乏しい
  • 鉱業セクターの集中: INPEXの比率が高く、原油価格の変動リスクあり
  • 決算チェックが追いつかない: 2月は保有銘柄の決算発表が多かったが、しっかり確認しきれなかった

決算チェックについては反省点です。59銘柄を保有していると、決算シーズンに発表が集中します。全銘柄を詳しく読み込む時間は取れないにしても、AIツールなどを活用して要点だけでも目を通す仕組みを作りたいと感じました。保有銘柄が増えるほど、決算の把握は重要になってきます。

絶好調の月こそ冷静になるべきだと思っています。「含み益は幻」とよく言いますが、本当にその通りで、大事なのは実際に受け取る配当金です。決算チェックの仕組みづくりも含め、「保有し続けるための管理体制」を整えていきたいですね。

投資開始からの推移

2024年8月に高配当株ポートフォリオの運用を開始し、約1年半が経過しました。直近の推移は以下の通りです。

評価損益 年間配当予想 備考
2026年1月 +約160万円 約21万円 詳細はこちら
2026年2月 +2,184,364円 230,392円 今月
前月比 +約58万円 +約2万円

※過去の運用成績は運用成績カテゴリからご確認いただけます。

1月から2月にかけて、評価益は約58万円増加し、年間配当予想も約2万円積み増すことができました。衆院選による株高が評価益の押し上げに大きく寄与しています。

配当面では、新規2銘柄の購入により年間配当予想が21万円台から23万円台に成長しました。投資を始めた当初と比べると、着実にポートフォリオが育ってきている実感があります。

投資を始めて約1年半。年間配当予想が23万円まで来たのは嬉しいですね。ただ、目標の36万円まではあと13万円。毎月コツコツ買い増して、2026年中の達成を目指したいです。

今後の方針

配当目標:年間36万円(月3万円)を目指す

年間配当予想230,392円に対して、目標の36万円まで残り約13万円です。買い時を見ながら追加投資を継続し、2026年中に達成できれば良いなと思っています。

ただし、焦りは禁物なので、あくまで買い時かどうかの判断がメインとなります。

投資方針の3原則

  1. 取得利回り4%以上を基準に銘柄選定: 購入時点での配当利回り4%以上を原則とし、成長性や財務健全性も加味して判断
  2. セクター分散を維持: 1セクターの構成比が15%を超えないよう管理。特定業界のリスクを抑制
  3. 含み益よりも配当重視: 株価の上下に一喜一憂せず、配当金の積み上げにフォーカス

3月に注目していること

  • 3月は権利確定が集中: 保有銘柄の多くが3月期決算のため、3月末の権利確定日前後の動きに注目
  • 日銀の金融政策: 追加利上げの有無が高配当株のバリュエーションに影響する可能性
  • トランプ関税の続報: 15%関税が実施されれば、輸出関連銘柄への影響が懸念される

3月は権利確定が多い月なので、「配当をもらうために慌てて買う」ということは避けたいです。権利落ち後に株価が下がるタイミングを狙うほうが、長期的には有利だと考えています。

まとめ:2月は株価が絶好調すぎた

2026年2月の運用成績をまとめます。

項目 実績 評価
評価額 7,029,748円(+45.1%)
年間配当予想 230,392円(取得利回り4.75%)
セクター分散 26セクター・59銘柄
配当目標進捗 64.0%(目標36万円)
受取配当金 累計870円
新規投資 184,100円(2銘柄)

衆院選の追い風を受けて、ポートフォリオは絶好調の月となりました。ただし、含み益はあくまで「紙の上の利益」です。高配当株投資の本質は、配当金というキャッシュフローを積み上げていくこと。3月以降、実際に配当が振り込まれ始めてからが本番だと考えています。

来月もポートフォリオの状況を公開していきますので、高配当株投資の参考にしていただければ幸いです。